床張り替え

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床張り替えの期間ってどれくらい?床張り替えの種類や床材の耐用年数もご紹介!

2021.03.19

私たちの生活を文字通り足元から支えてくれている床材ですが、張り替え期間やその目安をご存知ですか?

歩くたびにギシギシと音がなったり、床がへこんだりしたら、フラストレーションが溜まったり、落ち着くはずの家の中でも気分が落ち込みますよね。そんな大切な床材について「床張り替えのための期間」や、「床張り替えの方法」、さらには「床材の耐用年数」まで、徹底的にお答えします!

それではまいりましょう〜!

床張り替えの目安

そもそも、床がどうなったら張り替えの目安なのでしょうか?

床がギシギシと音を立ててきしむ、床が沈む、水漏れしてしまった、床材が剥がれてきた、傷が目立ってきた場合など、さまざまな状況が考えられますよね。では、それぞれの目安をみていきましょう!

床がきしむ場合

床がきしんできたことはありますか?「ギシギシ」と床が音をたて始めたら床張り替えのタイミングかもしれません!

床が軋む要因は2つ考えられます。

1.構造上の問題

2.床材の問題

1.構造上の問題の場合、床材の下の下地に問題があります。

フローリングは「根太」と「大引き」を組み合わせた下地に支えられています。この2つを敷くの間隔は決まっていますが、その感覚が長くとられていると床が軋みやすくなります。

また、均等な間隔で下地を並べていても、下地が平行でない場合、床が軋むことがあります。もともと平行でない地面に対して、職人が平行を作り、下地を組み合わせますが、その際に平行がとれていないと時間の経過とともに床が軋むことがあります。

2.床材の問題の場合、床材自体に問題があります。

フローリングには主に無垢フローリングと複合フローリングがありますが、無垢フローリングは調湿作用により床材自体は膨張・縮小を繰り返すので軋みが発生する場合があります。複合フローリングの場合には、表面に薄い床材を張り合わせている特性上、床材が剥がれてきたり接着不良、接着剤の寿命などで床が軋むことがあります。

床がきしみ始めたら床張り替えのタイミング!

床がきしみ始めたらこまめに換気をして様子をみてみましょう。それでもきしみが改善されない場合は、床張り替えのタイミングと言えます。床のきしみをそのまま放置すると、床が抜けてしまったり、シロアリが大量発生してしまったりする可能性がありますので、専門業社に相談することをおすすめします。

一般的に、床張り替えの期間としては、日ごろのお手入れ方法にもよりますが、複合フローリングは10〜15年、無垢フローリングは30〜50年ほどと言われています。

下地に問題のある場合は張り替え工法、床材自身に問題がある場合は重ね貼り工法、または張り替え工法で床を張り替えることをおすすめします!

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フローリングの床が沈む場合

フローリングの上を歩くと床が沈んでしまう、床が常にへこんでしまっている場合、床張り替えのタイミングかもしれません!こちらも2つの原因が考えられます。

1.下地に問題がある場合

床がきしむ場合と原因は似ていますが、下地の劣化やシロアリの侵食による腐敗などの可能性が考えられます。

下地が劣化している場合は、湿度や老朽化によって床材の下の「根太」や「大引き」がズレたり隙間が発生していることによって起こります。

シロアリは湿度を含む木材を好む習性があり、下地を侵食している場合は、下地の取り替えと床張り替え、またその際にはしっかりと湿度対策をする必要があります。

いずれにせよ、下地の劣化が原因で床の沈み込みが発生している場合は、床張り替えのタイミングと言えるでしょう!

2.床材自身に問題がある場合

接着剤の劣化が考えられます。

無垢フローリングの場合は一枚板をそのまま使用し、接着剤をほとんど使用しないため、接着剤の劣化による床のしずみやへこみは発生しません。しかし、一般的に使われている複合フローリングの場合は、薄い合板を接着剤で張り合わせて作られているため、その接着剤の劣化により合板同士が剥がれてしまったり、床材同士にすきまが発生してしまい、床のしずみやへこみの原因となります。

この場合は、床張り替えが必要となります。

フローリングの床が沈む場合の修理方法や費用は?

床張り替えに必要な期間

床張り替えは、今の床材や部屋の広さによって期間は変わります。

フローリング張り替えの場合、洗面所で半日、玄関〜廊下周りで1日半〜2日、6帖の部屋で2〜3日が目安となります。

カーペットの張り替えの場合、6帖の部屋で1日かかりますので、カーペット張り替えの方が期間としては短くなります。

また、今の床材の上から新しく床材を重ねる場合は、全て剥がす場合よりも少し期間が短くなり、費用も抑えることができます。

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床張り替えの種類

床張り替えには2種類あります。

1つ目は、床材や下地を全部剥がして張り替える「張り替え工法」、2つ目は現在の床材の上に新しい床材を張り合わせる「重ね貼り工法」です。それぞにメリットやデメリットがありますのでご紹介します。

張り替え工法のメリット

張り替え工法は、床材と下地をすべて剥がして張り替える工法なので、下地から傷んでいる場合におすすめです。

床がきしむ、床の沈みが気になる、水漏れしている、といった問題は下地が傷んでいる場合は多いので、下地から張り替えて問題を解決することができる張り替え工法で床張り替えをしましょう。

張り替え工法のデメリット

下地や床材をすべて剥がすので、その分期間と費用がかかる点がデメリットとして挙げられます。6帖のフローリング張り替えの場合、2日が目安となります。

重ね貼り工法のメリット

既存の床材の上に新しい床材を重ね貼りするので、期間が短く、費用が安く抑えられます。特に、傷が気になる、ツヤがなくなってきた、といった場合におすすめです。6帖のフローリング張り替えの場合、1日が目安となりますので、張り替え工法の半分くらいとなることもあります。

重ね貼り工法のデメリット

重ね貼り工法のデメリットは、既存の床材の上にそのまま新しい床材を重ね貼りするので、既存の床材の問題をそのまま引き継いでしまい、床張り替えても解決できないということです。

床のきしみが気になる場合やへこみ、水漏れなどが発生している場合は、下地が傷んでいる可能性が高いので、おすすめできません。

床張り替えの方法については、一度業者に相談することをおすすめします!

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床張り替えはDIY?業者に頼む?

そろそろ床張り替え時期かな〜となったとき、DIYでやってみよう!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここでは、床張り替えを業者に頼むメリットとデメリットをご紹介します。

床張り替えを業者に頼むメリット

床張り替えを業者に頼むメリットはなんといってもクオリティです。

DIYでやった場合、採寸通りに床材を張り合わせていってもどうしても隙間が生まれてしまったり、隙間なく見た目がきれいに完成しても時間が経つにつれ、へこみやきしみが発生してしまったりと、どうしてもクオリティが下がってしまいます。

床は私たちの生活の基盤といっても過言ではないでしょう。家具を置いたり、物を落としてしまったり、水分をこぼしてしまったり、、と床を綺麗に保つのは大変ですよね。業者に床張り替えを依頼して、少しでも長く、綺麗な床材をキープしましょう。

床張り替えを業者に頼むデメリット

床張り替えを業者の頼むデメリットは、費用が高くなることです。

DIYで8帖の床張り替えをする場合、工具を揃えるのに2〜5万円、床材などのの購入費で3〜10万円ほどなので、合計5〜15万円程度で床張り替えをすることができます。

一方、業者に8帖の床張り替えを依頼する場合は、方法や種類にもよりますが、だいたい15〜30万円ほどかかります。DIYの倍以上の費用がかかるということです。

ただ、DIYで床張り替えを試みたものの、作業量の多さから、途中で諦めて業者に依頼する方もいます。そうなると費用がかさんでしまうので、最初から業者に依頼することもおすすめです。

床張り替えを業者に頼む流れ

床張り替えを業者に依頼する場合の流れは以下のようになります。

1.業者申込み・見積もり
2.家具などを移動して養生
3.古い床材を剥がす
4.下地材を取り付ける
5.フローリングを張る
6.巾木を取り付ける
7.後片付けと掃除をして完了

床材張り替えの流れ

床張り替えの目安はいつ?耐用年数と特徴

床張り替えの目安について、それぞれの床材の特徴と耐用年数とともにご紹介します!

無垢フローリング

無垢フローリングは天然木100%の無垢材を使用したもので、木材本来のあたたかみを感じることができます。また、調湿効果や断熱性、抗菌や防臭効果があり、時の経過によって見せる表情がかわる「経年変化」も堪能することもできます。さらに、無垢材にはほとんど接着剤を使用しないため、身体に優しいとも言われています。色やツヤ、肌触りや素材そのものにこだわりを持つ方に人気です。

一般的なフローリングと比べると費用は高いですが、耐用年数は50〜60年ほどと言われているので、長期的に見ると予算を抑えられる傾向にあります。

合板フローリング

マンションなど、一般的な家庭で使われているのが合板フローリングです。複数の薄い合板を接着剤で張り合わせて作られているので、費用が抑えられ、デザインが豊富です。さらに、無垢フローリングと比べると水分や傷に強く、お手入れも簡単です。

ただ、無垢フローリングのような「経年変化」を楽しむことはできず、時の経過とともに質が低下する「経年劣化」が起こります。風合いや肌触りなども無垢材には及ばないことが多いです。

耐用年数は10〜15年とされています。

カーペット

カーペットはナイロン、アクリル、ウールなどの繊維素材によって作られています。色やデザインも豊富ですが、肌触りも異なるものが多いのでより多くのバリエーションを組み合わせることができます。また、すべりにくいという点もメリットです。

ただ、カーペットはダニや黒ずみなどが発生しやすいというデメリットもあります。水分にも弱く、耐用年数は5〜6年と言われています。ただ、使用方法によってはさらに短くなることもあります。

日本を代表する床材といえば畳。イグサというものを編み込んで作られています。

通気性やクッション性にすぐれ、調湿作用もありますが、お手入れに手間がかかるのが欠点として挙げられます。湿度が高い場合には換気をしたり畳を裏返したりする必要があります。

一般的な耐用年数は20〜35年とされています。

床材張り替え

床張り替えの期間ってどれくらい?床張り替えの種類や床材の耐用年数【まとめ】

いかがでしたか?

床張り替えの期間や方法、床材の耐用年数や特徴についてご紹介しました!

床張り替えの際にはぜひ参考にしてみてください〜!

それではまた次回お会いしましょう!

ありがとうございました〜!

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