無垢フローリング

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無垢フローリングのメリット7つとデメリット4つ!無垢フローリングを堪能しよう

2021.03.22

無垢材を使った無垢フローリングのメリットって実はたくさんあるのをご存知ですか?

木材本来の特徴を残す無垢フローリングならではのメリットを7つとデメリットを4つご紹介します!

え、そんなにあるの?と思ったそこのあなた!そうなんです!たくさんあるんです!
最後まで読む頃には無垢フローリングのトリコになっていることでしょう!

それでは、まいりましょう〜〜〜

無垢フローリングとは?

そもそも、無垢フローリングってなに???と思っているそこのあなたのために簡単にご説明!

無垢フローリングとは、無垢材を使ったフローリングのこと。

無垢材とは、丸太から切り出した一枚の木板を、接着剤などを使わず、そのまま加工した木材のことで、無垢フローリングは別名「単層フローリング」とも呼ばれています。厚みは12mmか15mmが一般的で必要サイズに切り出された木材を乾燥させたままのものです。

一般的なフローリングは「複合フローリング」と呼ばれ、「複合材」という薄い木材を接着剤で張り合わせてフローリングに使用します。複合フローリングの床材は集成材と呼ばれ、複数の薄い合板から成り立っています。そのため、複合フローリングの断面は複数の木材のそうができています。

つまり!すごーく簡単に言うと、無垢フローリングは木材そのままのフローリングで、複合フローリングは人工的に加工されたフローリングということ!

無垢フローリングは天然由来のメリットデメリットが、複合フローリングは人工物ならではのメリットデメリットがありますが、今回は、無垢フローリングの特徴とメリット、デメリットをピックアップしてご紹介します!

無垢フローリングの欠点と長所|無垢フローリング床材の専門店キャスオンラインショップ

無垢フローリングの特徴

無垢フローリングの特徴はなんといっても天然木100%ってところです!

丸太がそのままフローリングになってるんですから、木材のメリットをそのままぜ〜んぶ感じることができちゃいます!「木は呼吸してる」とよく言いますが、木材は空気を含む上に空気中の水分を吸収・発散する効果があるので膨張と縮小を繰り返します。こういったところからも「木は呼吸している」「自然」とともに生きていると感じられるのではないでしょうか?

メリットとしては、天然木ならではの肌触り、世界に1つしか存在しない木目、木材の持つ本来の香りなど、デメリットは、水分に弱い、メンテナンスが大変、価格が高い、などが挙げられます。無垢フローリングならではの特徴を詳しくみていきましょう!

無垢材の床のメリット・デメリットは?

無垢フローリングのメリット7つ

それでは!無垢フローリングのメリットを6つご紹介します!

①木材本来のあたたかみを堪能できる

無垢フローリング1つ目のメリットはなんといっても!木材本来のあたたかみを堪能できること!

無垢フローリングは天然木100%の無垢材を使用しているため常にあたたかみがあり、肌触りは木材の種類やグレードのより異なります。

肌触りは無垢フローリングに使用する無垢材次第で異なりますが、スギやヒノキなどの針葉樹の方が柔らかくさらさらとした質感、オークやウォールナットなどの広葉樹の方が硬くつやっとした肌触りになります。

また、木材の中には空気が多く含まれているので、熱伝導率がかなり低く、寒い真冬でもほんのりあたたかい肌触りになります。

一般的なフローリングでよくあるあの「ひやっ」とする感覚は少なく、冬場でも足元がほんのりあたたかいんです!冷え性の私にはとっても嬉しいメリットです♪

②調湿作用で年中快適に過ごすことができる

無垢フローリングのメリット2つ目は「調湿作用」です。

「調湿作用」とは、空気中の湿度を調整する作用のことで、木材に含まれる水分が空気中に発散したり、空気中の水分を吸収したりするのです。つまり、乾燥が気になる冬場では、木材の持つ水分が空気中に発散され、極度の乾燥を抑えてくれたり、湿度の高い夏場には空気中の水分を吸収して、じめっと感を軽減してくれます。不快な湿度や過乾燥から守ってくれるというわけです。

無垢フローリングは1年を通して快適な空気を作り出してくれます。無垢フローリングは温帯湿潤な日本の風土にぴったりの木材ですね。

ただ、この調湿作用により、木材が膨張・収縮を繰り返すため、ソリや割れの要因となってしまう場合もあります。最近ではソリや割れを防ぐ特殊加工などで、事前に防ぐことが可能なので、無垢フローリングを選ぶ際には気をつけてみてください。

③経年変化を堪能できる

無垢フローリング最大のメリットといっても過言ではないのが、「経年変化」を堪能できることです。

経年変化とは、その名の通り時の経過とともに変化すること。無垢フローリングは新品時には木材の香りや独特の木目を楽しむことができますが、5年、10年と時が経過するにつれて色やツヤが変化していって味が出てきます。無垢材の種類にもよりますが、淡色から赤褐色になったり、黒っぽい色合いが茶色っぽくなっていったりするんです。なんとも味わい深いですよね!

一般的な複合フローリングでは「経年劣化」といって時の経過とともに質が劣化していきますので、新品時が最も美しく、徐々に色やツヤが劣化していきます。

家族の成長とともに表情を変え、味わい深くなる無垢フローリング、とっても素敵ですよね!

④身体に優しい

無垢フローリングのメリット4つめは、身体に優しいこと!

無垢フローリングに使用される無垢材は、接着剤をほとんど使用しません。シックハウス症候群を引き起こす原因のひとつとされている接着剤には、人体に有害とされるホルムアルデヒドなどの化学物質が入っています。これらは夏場などに接着剤が発揮して、有害な発揮性ガスとなってしまうことがあります。

無垢フローリングにはこれらの有害物質を含む接着剤をほとんど使用していないので、子育て中の家庭や健康に気遣うと無垢フローリングがぴったりですね!

接着剤の特徴を知る

⑤傷ついても修復できる

無垢フローリングのメリット5つめは、傷ついても修復できること!

一般的な複合フローリングに比べると、傷つきやすい無垢フローリングですが、もし傷つけてしまっても修復することができます。メリット2つめの調湿作用を利用し、水分を含めることで傷部分が膨張し、傷が元に戻るのです!※傷の程度によります。

詳しいやり方はこちら!

無垢材のへこみの補修方法をご紹介!すぐにへこみ傷を修復しよう!

スギやヒノキなどの針葉樹は柔らかい分、傷つきやすく、オークやウォールナットなどの広葉樹は硬い分傷つきにくくなります。柔らかさや肌触り、色合いや木目などさまざまな点から1番のお気に入りの無垢材を見つけるのも楽しいですね!

⑥長持ちする

無垢フローリングのメリット6つめは、長持ちすること!

一般的に無垢フローリングの耐用年数は、30年以上とされています。日頃のお手入れ方法にもよりますが、最大50〜80年ほど持つこともあります。一般的な複合フローリングは10〜15年とされているので、3倍以上長持ちすることになります。表面についた傷を削ることができる無垢フローリングに比べて、複合フローリングは薄い合板を張り合わせていることから、表面を削って対応することが難しいことや、複合フローリングに使われる接着剤の寿命などが要因として挙げられます。

小さい子どもが大人にになるまで同じ無垢フローリングを使用することができて、さらに家族の歴史とともに変化していく表情を楽しむこともできるなんて、無垢フローリングとともに家族も成長していくようで素敵ですね!!

⑦日ごろのお手入れによって愛着がわく

最後の無垢フローリングのメリットは、「愛着」です。

複合フローリングに比べると、少し傷つきやすかったり、水分を吸収して膨張したりと、なにかと繊細な無垢フローリングは、日頃のお手入れがとっても大切なんです。傷ついたり、へこんでしまったら水分を含ませて修復したり、湿度が高い期間が続いたら換気をして風通しをよくしたり、乾燥時期に縮小したフローリングの間のゴミを取り除いたりといったこまめなお手入れが必要です。少し面倒?と思う方もいるかもしれませんが、そうしてお手入れしているうちに無垢フローリングとともに生きている、無垢フローリングを育てている、といった愛情が芽生えてくるのです。それに応えるように無垢フローリングも表情を変えていくんですから一緒に愛着がわくのも納得ですよね!

そのほかにもメリットたくさん

上記の6つ以外にも無垢フローリングにはメリットがたくさんあります。

家中に充満する無垢フローリングの香りは自然由来なので、癒し効果が期待できたり、同じ木材でも1つとして同じ木目は存在しないので、自分たちだけの木材の顔を見せてくれます。さらに、無垢フローリングには防臭効果もあるので、気になる足の臭いやご飯の臭いも少し時間が経てばすっと消えてくれます。

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無垢フローリングのデメリット4選

無垢フローリングのメリットは経年変化や木材本来の味わいを堪能できるなど、たくさんありますが、デメリットもあります。

①水分に弱い

無垢フローリングのデメリット1つ目は水分に弱いこと。無垢材の持つ調湿作用により、水分を含むと膨張します。乾燥すると縮小しますが、これらを過度に繰り返していると無垢材のソリや割れ発生の要因となります。

無垢フローリングに水分をこぼしてしまった場合などは、すばやく乾いた雑巾などで拭き取り、乾燥させるようにしましょう。

②ソリ割れが発生しやすい

無垢フローリングは複合フローリングに比べて、ソリや割れが発生しやすいです。最近は特殊加工を施すことでこれらの発生を抑えることができるようになっていますが、複合フローリングに比べるとまだ発生しやすいのが現状です。

③メンテナンスが大変

無垢フローリングは繊細です。傷つきやすかったり水分に弱かったりと、複合フローリングと比べるとなにかとメンテナンスが必要となります。こまめな掃除やこまめな修復など、いわゆる手間をかけなければならないんです。一見面倒くさそうに思えますが、時間を手間をかけることで無垢フローリングへの愛着が湧いてくるでしょう。お手入れが面倒臭い、したくない、という方は複合フローリングの使用をおすすめします!

④価格が高い

もちろん、種類やグレードによりますが、無垢フローリングは価格が比較的高いです。生産量や収穫量によって価格が変動したり、することもあります。また、自然界の木をそのまま使うため、品質にばらつきが出ることもあるようです。その点、複合フローリングは大量生産が可能なため、価格も安定し、品質も常に担保されています。

最近では無垢フローリングと見た目の遜色がほとんどない複合フローリングもありますので、床材選びの際は価格や特徴を見比べてみてください!

無垢フローリングのデメリット きっと後悔する無垢フローリング それでもあなたは採用されますか?

無垢フローリングのメリット7選とデメリット4選【まとめ】

無垢フローリングのメリットを7つ、デメリットを4つご紹介しましたが、いかがでしたか?
無垢フローリングの魅力に気づいていただけたでしょうか?
フローリング材を選ぶ際には、ぜひ無垢フローリングを検討してみてください!

今回もありがとうございました!
また次回お会いしましょう〜!!!

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